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この道六十五年の匠がこりこりにこだわった猫じゃらしだ。
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ヴァイスシュヴァルツの大会に出ること、およそ1ヶ月でしょうか。すごーく、気になることがあります。それは、プレイヤーの質が低いという事。

プレイヤーとして、プレイングの質が低いというわけじゃないです。もっとそれ以前の、常識的な範囲での質が悪いんです。

もとより私(たち)はアクエリアンエイジを関西地区、特に大阪に於いて精力的に普及も含めて活動していました。初期は任意で定期的に、その形式をブロッコリーに公認大会として制度化させてからは公認大会として開催していました。

その際、何よりも気をつけていたのは「きちんとする」という事でした。

ルールを護るのは、当然。でもまあ、公式に権利があるわけでもない大会なので、少々の巻き戻しは苦笑しながら認める程度。お互いの同意であれば、その程度はまあいいんじゃない?みたいな。

だけど、相手に不快感を与えたり、後の進行に影響が出る行為は、だめ、絶対。

気になる行為は以下のようなもの。


・さわぐ

大会中、5~6人程度の身内の塊が多いのは仕方ないと思うけれど、静かにしろと。対戦相手が発表されるときに喋りたくなる気持ちは判るけれど、発表されていない人には彼らのお喋りよりも続いている対戦相手の発表の方が大切なのです。

私達が開いていた大会では「うるせー黙れ」と一喝してました。主に私が。


・たちあるく

信じられなかったけど、すっごい頻繁に見受けられます。対戦終了後、勝手に立ち歩くのは厳禁。後述のスカウティング行為にもつながる話ですが、対戦が終わったら対戦用紙を記入し、ジャッジを呼ぶ。それだけの事なのに。まあジャッジ側がそのような意識がない場所が多いのも気になる事ではありますが…。


・のぞく

対戦中の試合を、後続の対戦があるにもかかわらず観戦する事。これ、立派なスカウティング行為として罰則モノです。現実問題としては見えてしまうというのもあるので、本来は対戦相手の配置の時点で考慮すべき問題なのですが…。

私達が開いていた大会では、勝組と負組を交互に配置してました。少しでもスカウティングの効果が出ないようにするには、これぐらいしかないかもしれません。


・しゃべりかける

対戦中の相手に話しかける、あるいはまた逆の行為。ぶっちゃけありえなーい。一応自分の対戦相手の場合には注意してますが、聞く耳を持った人が皆無というのはどういうことなのでしょう?


・ガッツポーズする

何故か多いんですけど、これ…。「よっしゃ」とか、色々と掛け声を入れながら。別の視点で、舌打ちしたりするのもあります。ダメージ通ったのが嬉しいのは判るけれど、受ける側には嬉しくないでしょう。それを何も言動で追い討ちする必要はないはずです。

こんな事はいちいち注意されるまでもなく、常識の行動ですよ。



…書いてて情けなくなるほど、プレイヤーとして精神的な子供が多い気がします。目に見える範囲からでも、何とかしないといけないと思ってるんですけどね。自分がよければいい、という考えは捨てるようにしましょう。対戦相手が居てこそのゲームであることを忘れてはいけません。
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Author:如月伽奈

関西地区というか大阪中心に活動してます。その昔は、アクエリアンエイジに於いて処々方面で暴れていました。

他人のマネをする事と、勝ちにこだわって遊び心を失う事が何よりも嫌いで、殴り切るよりも変なギミックを好みます。
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