リトバスEXトライアル

間が空きましたが、ごきげんよう。

そんなわけで、リトルバスターズ！エクスタシー　トライアルデッキが発売されてました。何にしても長い名前な上に、大会名として言わされるショップの方は色々と大変ですねーと思ってたりします。私はもっぱらEXとしか言った事ありませんが。

本来であればトライアルとかあまり購入しないのですが、せっかくのリトバスです。とりあえず５つ買ってみました。４つではなく５つなのは、ホロ仕様が出てしまったときにもきちんと４枚にするために。光物嫌悪派ですので、プレイ用にTD101/102も４枚欲しかったのです。

とりあえず全体的に、非常に後ろ向きです。カードそのものではなく、デッキとして。その原因は、３種12枚投入されている0/0/3000と、２種８枚投入されている「相手ターン全員に+500」パンプ。これだけ積まれていると１枚は手札に来るもので、かつ通常応援が居ないので3000では相手ターンに突破できません。２人並べられるとCX使っても相打ち。何とも不毛。これはもうちょっと、なんとかして欲しかったかな。

その辺を差し引いても、面白いデッキではあります。トライアルながらもストック数を意識したり、サーチを駆使したりと出来る事は結構含まれています。若干ソウル不足な部分はありますが、能力や後述の佐々美でカバーできるので無問題でしょう。

まあ…１枚１枚見ていきましょうか。少し長いかもですが、お付き合い下さいませ。

・黄昏の街を見下ろす鈴と小毬
トップバッターがこれかよ、って感じですね。見た目は単なる黄色バニラ、その実は過去のPRカード。何度もシングル売ってる場所で立ち止まって、買おうかどうか悩んでいた代物だったりします。まさに、ゆっくりした結果がこれかよ、です。性能はとりあえずバニラ。特徴がお菓子であり動物。これではりまおの呪縛から逃れる事の出来る人も多いのではないでしょうか。お菓子は微妙だったけれど、今回いくつか関係するカードが出てきたのでこれからの発展にも期待です。


・“ねがいぼし”小毬
やっぱりバニラ。小毬なので、お菓子と童話ってところも相変わらず。選択肢は特徴や、絵柄で選んでも構わないと思います、ここまでくると。今回のトライアルデッキの一番前面に出ているカード、結構可愛いです。


・“ムードメーカー”小毬
応援要員。ただし自分ターンのみ。その代わり、レベル依存なしで+1000という大きな補正を掛けてくれます。今回のトライアルの中で唯一攻め向きな能力補正なので、そういった意味では重宝します。普通のデッキに採用されるかどうかは微妙なところ。もう１つの能力は、微妙だけどリフレッシュ直前のCX破棄としては破格の性能。


・“唯我独尊”佐々美
３・３・３！　３・３・３！　というわけで佐々美様の登場です。パワー10000はでかいよ。ソウル３もでかいよ。コスト３もやっぱりでかいよ。おおきいことは、いいことだーな人には朗報なのかもしれません。全体的に後ろ向きでパワー不足なトライアル環境ではかなり脅威。


・“成長株”小毬
不思議クドと同様に全体相手ターンパンプ。と、CXを犠牲にしてレベル１小毬を場に出す能力。正直言って微妙な能力ではあるけど、後列に特徴お菓子を置くのが現状これとムードメーカーな小毬しか居ない。初手1/1召還は結構ロマン。狙えば決まるし、決まっても爆発力はない。制圧力は言うまでもなく十分過ぎるほどありますが…。


・“クォーター少女”クド
青のレベル１布陣に新たな候補として登場。通常時のパワーも十分で、パンプ条件を満たすと結構厄介。…なのだけれど、トライアル環境ではムードメーカーに除去されて結構涙目。動物のレベル１では珍しいコスト０なので、何かの役には立つかも。ほんわかきゅーととデッキ内の枠を争いそうです。


・“幸せスパイラル”小毬
本当に幸せになれるかは疑問が残る助太刀。自身のライブラリ破壊を伴う助太刀は、ライブラリ終盤でない限りは正直ギャンブル過ぎる。一番の利点は、小毬という名前を含んでいる事かもしれない。


・“和洋折衷”クド
2/2/8000で数値は最低限ライン。能力の発動条件がバトルでの勝利なので、きっちりパンプして使えば攻守どちらにも活躍する結構いやらしい存在になるかも。棗鈴のような特定応援が出てくるとかなり化ける存在。いないとちょっと微妙。青にはどうしても、おめかし小毬という凶悪すぎるアタッカーが存在するので…。


・“お友達”鈴＆小毬
レベル１を制圧できるタイプの１枚。後列を使わず条件で6500、ここに後列の補正が加わるのでかなり場持ちはいい。もっとも、冥王様の如くレベル２帯でも荒らしまわったりは出来ない。色々限界はあるけれど、構築次第で簡単に満たせる条件なので悪くはないか。後列に置ける小毬の性能にかなり委ねられる。


・浴衣の沙耶
エクスタシー追加ヒロインがこの扱いかよ、な１枚。ストックが余っていれば十分使えそうだけれど、なんと見ても可哀想な雰囲気が漂う。